学校テーマ ~落ち着きのあるきれいな学校~ ※現在、ホームページをリニューアル中です。しばらくご迷惑をおかけしますが、お待ちください。
上江別小学校長 吉田 光岐
本校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。
令和6年度上江別小学校は全校児童556名、教職員51名でスタートしました。江別市の小中一貫教育は2年目を迎えました。江別第一中学校区(江別第一小・上江別小・江別第一中)はめざす子ども像を「夢をいだき 仲間と共に未来を拓く子ども」としています。本校の教育目標「いきいき のびのび」した子どもたちが15の春には「夢をいだき 仲間と共に未来を拓く子ども」であるようにまずは6年間の小学校での教育活動の充実を進めてまいります。
今年度も、保護者、地域の皆様と目標を共有しながら、子どもたちの健やかな成長のために安全安心な教育環境のもとで充実した教育活動を進めて参りたいと考えております。 ここでは校区の様子と令和6年度の重点目標を紹介します。
①校区の様子
本校は、今年度開校26年目を迎えました。校区は、江別駅南側の上江別地区(上江別、上江別東町、西町、南町)、ゆめみ野地区(ゆめみ野東町、南町)、東野幌地区からなっています。ゆめみ野地区には平成8年ころから造成された団地で1,100戸余りの住宅が立ち並んでいます。上江別地区、東野幌地区から通学する児童とゆめみ野地区から通学する児童の割合は、以前は半々くらいでありましたが、現在はゆめみ野地区から通う児童が過半数を超えています。
上江別小学校は、上江別地区の住民にとっては、昭和48年の学校用地取得以来の建設を待ち望んでいた学校であり、ゆめみ野地区の住民にとっても、街づくりにかける思いと重なって、地域の学校の教育活動への期待は大きいと感じています。こうしたことから、地域住民の方々には、学校の教育活動に積極的な支援と協力をいただいています。
②上江別小学校イメージテーマ(目指す学校像)
~『落ち着きのあるきれいな学校』
🔳『落ち着きのある学校』とは…
〇基本的生活習慣の定着 〇学校の新しい生活様の定着 〇学習・生活規律等の秩序 〇挨拶・礼儀 〇時間を守る 〇言葉遣い 〇聞き方・話し方 〇けじめのある行動 〇読書活動(音読・読解)等々がしっかり指導されている学校で、「安定した学年・学級経営の基盤」が身についている学校
🔳『きれいな学校』とは…
〇学習環境・校内美化(清掃活動・整理整頓・美化活動・花壇活動)等が整然と整っているとともに、子どもたちにもしっかり指導され、「きれいな心」や相手意識」など、『子どもたちの心と態度』が育っている学校
これらのイメージテーマの学校づくりを進め、本校のめざす子ども像「かんがえる子」「やさしい子」「げんきな子」「なかよくする子」がいっぱいの上江別小学校をめざします。
③江別第一中学校区の目指す子ども像と本校の教育目標・育成すべき資質能力
江別第一中学校区 目指す子ども像
「夢をいだき 仲間と共に未来を拓く子ども」
上江別小学校教育目標「いきいき のびのび」
第一中学校区の上江別小は、江別第一小・江別第一中とともに「夢をいだき 仲間と共に未来を拓く子ども」を育てます。本校としてはこの子ども像に迫るためにこれまで推進してきた教育目標の「いきいき のびのび」した子どもたちを「夢をいだき 仲間と共に未来を拓く子ども」にしたいと考えます。
子ども達は、課題に対して自分のよさを生かしながら、支持的風土の中で友達と協力し合い活動する時、「いきいき のびのび」と活動すると考えます。その際に教師が「認め・励まし・褒める」ことが自尊感情や自己有用感に繋がっていきます。「いきいき のびのび」する子どもを育成するには学校評価の職員自己評価で本校児童の課題を取りまとめた「自信 根気」「思いやり」「規範意識」の3点の資質能力を身に付けて行くことが大切と考え、令和6 年度も重点化を図ります。
特に昨年度の道徳意識調査でも焦点化された項目「自分には良いところがある」は
自尊感情や自己肯定感の低さが原因とみられることから、「自信 根気」は喫緊の課題と
言えます。いじめ認知案件の増加から「思いやり」、決められた約束以外をどのようにとら
えるかという「規範意識」にも課題が見られます。イメージテーマ「落ち着きのあるきれい
な学校」の中で3点の資質能力を育成します。
【育成すべき資質・能力】
・自信と根気~学力・体力
・思いやり ~人との関わり・親切
・規範意識 ~挨拶・規律
【イメージテーマ】
『落ち着きのあるきれいな学校』
④本校の目指す子ども像
◎かんがえる子(知)~自ら課題をもち、自ら学び、自ら考える子ども
・進んで学ぶ子 ・よく考える子 ・考えを伝える子 ・根気強い子(自信)
◎やさしい子(徳)~優しさや思いやりの心をもった子ども
・言葉や礼儀が正しい子・命を大切にする子・協調性をもった子(思いやり)
◎げんきな子(体)~運動に親しみ健康な身体と明るく豊かな気持ちをもった子ども
・丈夫な子・よく遊ぶ子・健康安全に気をつける子(自信)
◎なかよくする子(意)~共に遊び、共に学ぶことのできる子ども
・挨拶できる子・決まりを守る子・協力できる子(規範意識)
⑤今年度の経営の重点目標
「仲間とともに安心して学び 支えあう児童の育成」
未来を生きる力をつけるため「対話」や「ICT」を盛り込み、教師主導型の授業から脱却し、仲間とともに根気よく考え、答えを探すことのできる授業づくりで自信を生み出します。集団活動に着目し、仲間を信頼し協力しあうとともにルール大切にする教育活動を進めます。
安定した学年・学級は、落ち着きある生活態度(習慣)・学習態度(習慣)が身に付いており、学習や生活の「きまり」がしっかりと意識されています。また、落ち着いている学校は、どの学校も大変学習環境が整い、その潜在的教育効果は極めて高いと言われます。これらのことは、本校の子どもたちの3つの資質能力の育成に重要な要素です。
先行き不透明な未来を生きる子どもたちが、生きる力をつけていくために学校と保護者の皆さん、地域の皆さんと手を取り合い、それぞれの立場から子どもたちの健全育成という共通の目標をもって一つになって導いていくことが大事だと思っております。
今後も学校に対しましてご理解ご協力を賜りたくお願い申し上げます。