校長室より

少人数だから、豊幌だからできる創意ある学校づくり

 豊幌小学校の校区は、江別市の東端に位置し、東は岩見沢幌向、南は南幌町と隣接しています。石狩川、夕張川、幌向川が流れ、豊かに広がる田畑と閑静な住宅街が織りなす景観が美しい地域です。明治31年、入植者の増加と共に子弟の教育の必要性を感じ、石狩川岸に幌向育成尋常小学校の分教場として開設されたのが、本校の始まりです。

 125年目の今年度は、新1年生18名を迎え、全校児童90名、8学級(通常学級6、特別支援学級2)で、スタートしました。

  本校の目指す子ども像を「知恵を出し合い、支え合い、最後までやりぬく、たくましい豊幌っ子~考える、伝え合う、活動する子どもたち~」、今年度の重点指導目標を「3つの『つながり』で、確かな学力を身に付けさせる」としました。3つとは、①「授業でのつながり~基礎基本を身に付ける場」、②「異学年とのつながり~学んだことを試す場」、➂「地域、社会とのつながり~学んだことの価値や必要性に気付く場」をさします。それぞれの場で体験し学び合うことを通して、「これからの社会を生きていく力=学ぶ力」を身に付けさせたいと考えております。

 何より子どもの安心・安全を第一考え、「少人数だから、豊幌だからできる、創意ある学校づくり」に教職員が一丸となって努めてまいります。地域の皆様、保護者の皆様の、学校に対する一層のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

校長 佐藤 一希