校長あいさつ

 令和6年度の東野幌小学校は、新1年生73名を迎え、全校児童522名で教育活動がスタートしました。

 今年度は「子どもに寄り添い、みとめあう学校 ~レジリエンスを高め、自分の考えを表現できる子の育成~」をテーマにして教育活動を進めて参ります。教師の教育的愛情にもとづく親和的な学級づくりを進めていきます。子どもに寄り添い、「わかった、できた」という喜びや充実感をもたせながら、子どもたちの力を伸ばしていけるよう、努めていきます。そのためにも、子ども一人一人を大切にする「支持的風土」を学級、学年、そして学校全体で醸成していくことができるよう、毎日の授業を通じて話し方や聞き方を伸ばすなど、目的意識をもった指導を心がけていきます。

 また、テーマの副題に「レジリエンスを高め、自分の考えを表現できる子の育成」を掲げております。先行き不透明で、将来の予測が困難な時代、つまり「正解」のない時代を見据え、次代を担う子どもたちがたくましく、しなやかに生きていく上で、次の2点が求められると考えます。

 〇多様な他者との「対話」等を通じた協働を通じて、自らの考えを表現するとともに、 相手の考えを理解及び比較しながら「納得解」や「最適解」を生み出す力を育成していくことが大切と考えます。

 〇レジリエンス(逆境から立ち直る「回復力」のこと)を高めることによって、逆境に陥ってもしなやかに立ち上がり、元に戻ろうとする力が養われ、「折れない心」をもってたくましく生き抜くことが可能になると考えます。

 日々の教育活動を通じて、対話的な学びを充実させるとともに、レジリエンスを高める取組、特に自己肯定感を高める取組を進めていきます。なお、今年度の学校経営に関しましては、本ホームページの「教育目標・学校経営」→「令和6年度東野幌小学校グランデデザイン」に掲載されております。

 今年度も本校の教育活動に対する保護者の皆様、地域の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

  江別市立東野幌小学校長  得能敏宏