アイヌ文化についての学習

 私たちの暮らす北海道は、古くからアイヌ民族の居住地であり、アイヌ語に由来する地名やアイヌ民族の文化遺産がたくさんあります。

 一方、同化政策が進められるなかで、アイヌ民族が差別や偏見に苦しんできた歴史があり、現在でもこの問題は十分に解消されたとはいえません。

 こうした差別や偏見を解消し、アイヌ民族がアイヌとしてのアイデンティティに誇りを持ち、アイヌ文化の実践・継承を行うことが可能となるよう、東野幌小学校では、子どもたちが、アイヌ民族やその文化について学習する機会を設けています。

 今日は、講師の先生をお招きして、6年生が、アイヌ語やアイヌの音楽、アイヌの着物、アイヌの踊りなどについて学びました。

 今日の学習で生まれたアイヌ文化への興味や関心を、8月の修学旅行で訪れる民族共生象徴空間ウポポイの見学につなげていく予定です。