【4年生が「買い物ゲーム」で環境について学びました!】

7月5日、4年生が「買い物ゲーム」と呼ばれる環境学習プログラムに取り組みました。この活動は、カレーライスの材料を買うという身近な設定を通して、「ごみの量を減らすにはどうすればよいか」を楽しく学ぶ体験型の授業です。

子どもたちは、6チームに分かれて1500ポン(ゲーム内通貨)を手に、模擬店で材料や飲み物を購入しました。買い物の後には、出たごみの量や種類をチームごとに計算し、その処理にかかる費用を学ぶ場面も。最初は「お金を多く残したチームが勝ち」だったはずが、ごみ処理費を差し引いた結果、順位が大きく変わることに驚く様子が見られました。

後半のワークショップでは、「どうすればごみを減らせるか」についてアイデアを出し合い、チームで工夫してもう一度買い物に挑戦。2回目の結果を比べることで、ごみを減らす行動がどれほど環境にも財布にもやさしいかを、実感をもって理解することができました。

このゲームを通して、子どもたちは「日常の選択が環境問題につながっていること」や「自分たちにもできることがある」という意識を持つことができました。将来、環境に配慮した行動を自ら選び取る力を育てる、大変価値ある学びの時間となりました。

今回のこの授業は「日本リサイクルネットワーク・えべつ」さんの協力で行われています。「買い物ゲーム」は、20年以上にわたり続けられているそうです!本校の4年生にとってもよい学びとなりました。有難うございました。