生活科の学習で、2年生が心を込めて準備してきた『おもちゃらんど』がいよいよ本番を迎えました。自分たちで工夫して作った手作りおもちゃのコーナーに、1年生を招待して一緒に楽しい時間を過ごしました。

この日のために、2年生は「どうすれば1年生が楽しんでくれるかな?」と試行錯誤を繰り返してきました。

- おもちゃの改良: 「もっと遠くまで飛ばしたい」「当たりやすくしたい」と、材料や形を工夫。
- ルールの作成: わかりやすい説明書や、景品の準備。
- おもてなしの練習: 優しい声かけや、遊び方のレクチャー。
当日は、どの子も気合十分!誇らしげな表情で1年生を迎え入れました。

体育館には、ダンボールの的当てや、長いバルーンを使ったゲーム、迷路など、アイデアあふれるコーナーがずらりと並びました。
- 1年生が次々と遊びに来てくれ、会場は大にぎわい。
- 「これ面白い!」「すごいね!」という1年生の声に、2年生の顔も自然とほころびます。
- 「あの子、すごく上手!」と、1年生の思わぬ才能に驚く場面もあり、お互いに刺激を受けていました。
ただ遊ぶだけでなく、2年生は「教える」難しさと楽しさも学びました。

遊び方がわからず困っている1年生を見つけると、すぐに駆け寄り、「こうやるんだよ」と優しく手を添えて教える姿が。相手の立場に立って行動する姿は、とても頼もしく見えました。
終わった後、2年生の子どもたちからは

「教えるのは大変だったけど、楽しかったと言われて嬉しかった!」
「30人も来てくれてびっくりしたけど、大成功だった!」
と、達成感に溢れた感想がたくさん聞かれました。

1年生に喜んでもらえた経験は、2年生にとって大きな自信となったようです。これからも、誰かのために工夫したり協力したりする気持ちを大切に育んでいきたいと思います!