今日は夏休み前最終日です。
朝、全校集会を行いました。自転車の乗り方や、商店・コンビニ関係、買い食いの禁止などの全体指導です。いずれも校外でのことですが、最近、これらに関する情報提供や指導が続いているためです。
家に帰ってからのこと、学校外のことは、保護者の皆様にお任せすべきと考えています。
ですが、お店の方は、保護者の連絡先が分からないため、そして保護者の方は、関係する児童が複数いるなどで、どう解決してよいか困って学校へ連絡されているようです。
例えば万引きがあったとして、それを学校で指導するというのは、実は難しいことなのです。指導に当たっては、まず事実確認を行いますが、お店の造りの話や品物のことなどについて、子どもの話から事実を正確につかむのはかなり難しいです。では、実際にお店に行って確かめればよいではないか、というのも、いつ行くのかという問題が出てきます。
ですから、事実確認は正確でない部分が残ります。
「君は〇〇をしましたね?」と言われても、子どもの中には、”万引き行為”という本筋ではない、”商品の様子”などの枝葉の部分の違いが引っ掛かり、「違うのにな…」という気持ちで指導を受け、心からの反省につながらない……ということが起きます。
ならば、違う点をその場で確認すれば良いではないか、となりますが、言ってくれることはまずありません。
学校外の事案について指導する難しさをお判りいただきたいと思います。
注意事項はたくさんありましたが、子どもにとっては「常識」のことばかりです。
でも、ふとした時にそれを守らないから、このような指導が必要になります。
さて最終日、思い切り走る。
夏休みの課題を確認。
給食も次は1か月先です。
フルーツバスケットで大盛り上がり。
お楽しみ会……ではなく、転出する子のお別れ会です。
そして、子どもたち、下校していきます。
夏休みが始まりました。みんな元気でね。