5年生図画工作科の、製作途中の作品です。
箱の中に緑色の物があります。
ですが、よーく見ると、この箱は箱ではなく、実物と、鏡に映った像が合わさって、箱に見えているのだということがわかります。
きっと、映り方を見ながら作っていくのは楽しいと思います。
同じく5年生、国語科「古典芸能の世界」
テーマは「落語」です。
何と、本校教諭(落語の経験あり)が、実際に語るという、校内出前授業です。
国語の教科書に載っている「古典芸能の世界」は説明文+写真なので、いつもの国語の授業なら、文の内容を読み取ります。
ですが今日は、落語の技法でその内容を話し、演じました。子どもたちはうなづいたり笑ったりしながらその話を聞いていましたが、「はい、これで教科書に書いてあることは終わり。」と言われてはじめて、教科書の説明文や写真のことについて、全部見て聞いていたんだということに気付いた、という感じでした。
その後、古典落語「じゅげむ」「まんじゅうこわい」「はつてんじん」の中で、聞きたい子が一番多かったものが披露されました。子どもたちはとても聞き入っていました。
「古典芸能の世界」は、昔の人のものの見方や考え方を知るというのを目標にしています。これは、落語をじかに体験することまでは想定していないとも言えます。
今日子どもたちは落語を聞きました。このことは、上記の目標だけでなく、教育の目標の一つである「伝統文化の継承」につながります。
教諭の大熱演に応えて、子どもたちが「落語っておもしろいな」という思いをもつよう願っています。