今日は入学説明会でした。こちら体育館では教材販売と説明会、そして教室では入学予定のお子さんたちがお絵描き・色塗りなどを行いました。春が近づいてきました。
さて、今日のタイトルのことです。”頭を使わない”学習があるんですか?と言われそうですが、作業や活動というより思考が中心であるという意味です。
2年生算数科「図を使って考えよう」
子どもたちがノートを持って、他の子と話しています。
ノートにはこのような図(テープ図)があって、自分が書いた図の説明をし合っています、
もともとどんな学習かというと……
リボンが14mあって、何mか使ったので残りは△mです。何m使いましたか。
△に数字を入れて、図に表しましょう。式と答えも書きましょう。
という感じで、問題を作る問題ですが、今日の主役はテープ図です。
少し前の時間には、こういう学習もしています……
みかんが14こあります。何個か買ったので全部で30個になりました。何個買いましたか。図に表しましょう~~
これら2つの問題について、問題文に沿ってテープ図を書いていくと、出来上がりは似たようなテープの図ですが、出来上がり方が異なります。~~みかんの方の問題で、最初のみかん14個分のテープをノートの幅いっぱいに書いてしまうと、そのあと困りますよね。
式を立てるのも、テープ図ができてから行うのが正しい手順です。わかっている数値は2つなので、それらをどんな式にするのか考えます。
答えの数値を求めるのは比較的楽ですが、このテープ図の意味がピンとこないと、何をやっているのかわからないということが起きます。
でも、それが勉強なのです。だから、教師の話を聞くだけでなく、他の子の説明を聞く、自分でも説明してみるなどたくさんの機会を作り、自分で「気づく」ことで深い理解につなげています。