6年生が「命を守る」救命講習を実施!

12月12日、本校の6年生を対象に救命講習会が開催されました。これは、万が一の事態に遭遇した際に「命を守る」ための知識と技術を身につけることを目的としたものです。

講師の方にご指導いただきながら、児童たちは真剣な表情で講習に臨みました。

講習では、心臓が止まってしまった人を助けるための心肺蘇生法、特に、胸骨圧迫(心臓マッサージ)の正しい手順を学びました。

児童たちは、専用のトレーニングキットを用いて、実際に胸を強く、早く、絶え間なく押す練習を行いました。倒れている人に見立てたマットの上に膝立ちになり、体の使い方や力の入れ具合を熱心に確認し合っていました。

今回の講習を通じて、児童たちは命の尊さ、そして目の前の命を救うための行動の大切さを改めて実感したようです。

「こんな簡単なことで命を救えるということを知れてよかった」「もし友達が倒れていたら、勇気を出して今日習ったことをやってみたい」といった感想が聞かれました。

泥んこの田植えから、黄金色の収穫へ

【春】泥んこになって知った、一株の重み

「足が抜けない!」「泥の感触がすごい!」 初夏の日差しの中、泥だらけになって行われた田植え。最初は泥の感触に戸惑っていた子どもたちも、一つひとつの苗を丁寧に植えていくうちに真剣な表情へと変わっていきました。 腰をかがめての作業の大変さを体験し、「一粒のお米も無駄にしてはいけない」といわれる理由を、身をもって学ぶスタートとなりました。

【秋】黄金色の実りと、生産者の方への敬意

季節は巡り、青々としていた苗は黄金色の稲穂へと成長しました。 収穫の時期を迎え、子どもたちは改めて田んぼへ。生産者の方から、稲の刈り方や、ここまで育てるのにどれだけの苦労や工夫があったかをお話しいただきました。 自然の厳しさと恵み、そしてお米を育ててくれた方々の「手間」を知ることで、目の前の風景が単なる景色ではなく、感謝すべき対象へと変わった瞬間でした。

【冬】自分たちの手元へ。「いただきます」に込める想い

そしてついに、収穫したお米が精米され、私たちの手元に届きました。 生産者の方から手渡されたお米の袋はずっしりと重く、そこにはお米そのものの重さだけでなく、春からの時間とみんなの想いが詰まっているように感じられました。 「ありがとうございます」という言葉とともに受け取ったこのお米は、きっと世界で一番美味しいはずです。


結び:体験を「生きる力」へ

今回のお米作り体験を通して、子どもたちは「食べること」が多くの命や人の働きに支えられていることを学びました。 これからの食事で発する「いただきます」や「ごちそうさま」の言葉には、今までとは違う、実感を伴った感謝の心が込められることでしょう。

ご協力いただいた生産者の皆様、貴重な体験を本当にありがとうございました!!

追伸

いただいたお米は調理実習でおいしくいただく予定です!

目指せ一日図書委員!読書スタンプラリーで図書室が大賑わいです

今、図書室が大変な盛り上がりを見せています! 図書委員会の子どもたちが企画した「読書スタンプラリー」が始まりました。

ルールは簡単、本を1冊借りるとスタンプが1つもらえます。そして、スタンプが6つたまると……なんと「図書委員のお仕事体験」ができる権利がもらえるのです!

「僕もカウンターに入ってみたい!」「バーコードをピッてやりたい!」 そんな憧れのお仕事を体験したくて、休み時間の図書室前には廊下まで続く長い行列ができています。

カウンターの中で忙しくも誇らしげに働く図書委員の姿と、スタンプカードを嬉しそうに見せてくれる子どもたちの笑顔がとても印象的でした。

本を借りる楽しさに加えて、「委員会の活動への憧れ」も育む、素敵な企画となっています。ご家庭でもぜひ、「どんな本を借りたの?」と聞いてみてください。

一足早く中学校体験!数学「三平方の定理」に挑戦(乗り入れ授業)

12月11日(木)、6年生を対象に、大麻中学校の先生による「乗り入れ授業」が行われました 。

この取り組みは、小中一貫教育の視点から、中学校入学前に専門教科の授業を体験し、中学校の雰囲気を肌で感じることで、進学への不安を減らし期待感を持たせることを目的としています 。

今回は大麻中学校から数学科の先生にお越しいただきました 。 授業のテーマは、なんと「三平方の定理」です 。本来は中学3年生で習う難しい内容ですが、今回はハサミやのりを使って、図形を切り貼りしながら法則を見つけ出す、パズルのような楽しい授業を行っていただきました。

白衣姿の先生が登場し、最初は緊張気味だった子どもたちも、実際に手を動かしながら「正方形の面積」の関係性について考えるうちに、どんどん数学の世界に引き込まれていきました。

「中学校の数学って難しそう」というイメージが、「意外と面白いかも!」「自分でも解けた!」という自信に変わる、とても貴重な時間となりました 。

卒業まであと数ヶ月。中学校生活へのステップがまた一つ積み上がりました!!

本の世界に浸る時間

1年生と2年生の教室では、朝の読書タイムに保護者のボランティア(お話会ステラ)による「読み聞かせ」を行っています。 ページをめくるたび、子どもたちの視線は絵本に釘付け。物語の展開に息をのんだり、時には笑い声が起きたりと、本の世界にたっぷりと浸るこの時間は、子どもたちの豊かな想像力を育む大切なひとときです。

また、教室には素敵な掲示物が登場しました。 「1年生におすすめの本! 3年生より」 と題されたこのポスター。実はこれ、3年生が国語の授業で「1年生が楽しめる本はなんだろう?」と作ってくれたものです。

「この本はここが面白いよ」「絵が素敵だよ」と、先輩たちが一生懸命考えた紹介文には、1年生への優しさが詰まっています。 読み聞かせで「聞く力」や「想像力」を育み、異学年からの紹介で「自分で読む楽しさ」を知る。本を通じて、学校の中に温かい心のつながりが生まれています。

ご家庭でもぜひ、「今日どんな本を読んだの?」と話題にしてみてください。

4年生「光の差し込む絵」

窓から差し込む冬の日差しを受けて、4年生の作品がキラキラと輝いています。

図工の時間に、4年生が「光の差し込む絵」の制作に取り組みました。 半透明のボードに色セロハンなどを貼り付け、光を通した時の見え方を楽しみながら作りました。

透明な板と色鮮やかなセロハンを使い、光を通した時の美しさを味わう作品を作りました。 見る角度や光の強さによって表情を変える様子は、幻想的な光のアートのようです!

6年生 食育の授業を実施しました

6年生で栄養教諭による食育の授業を行いました。今回のテーマは「1食分の献立を考えよう」です。

授業では、栄養バランスの取れた食事について学習しました。給食の献立を例に、「主食」「主菜」「副菜」「汁物」の役割を理解し、それぞれがどのような栄養素を含んでいるか、なぜバランスよく食べることが大切なのかを考えました。

児童たちは、食品群のポスターを参考にしながら、自分なりの献立を考える活動に取り組みました。タブレットも活用しながら、栄養のバランスや彩り、組み合わせなどを工夫して献立を作成していました。

食育は、子どもたちが生涯にわたって健康で豊かな生活を送るための基盤となる大切な学習です。自分の食事について考え、選択する力を身につけることで、将来の健康的な生活習慣につながります。今日学んだことを、ぜひご家庭での食事の際にも生かしてほしいと思います!

文教台小学校のICT活用について

保護者の皆様へ

日頃より本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。

先日、保護者の方から「タブレットを日常的にどの程度、どの科目で、どのように活用しているのか」というご質問をいただきました。参観日だけでは見えにくい部分かと思いますので、本校でのICT活用の実際について、シリーズでお伝えしていきたいと思います。

今回は「基本編」として、タブレットの基本的な使い方をご紹介します。


文教台小学校のICT活用の基本方針

本校では、タブレットを「特別な道具」ではなく、「ノートや鉛筆と同じような日常的な学習道具」として位置づけています。

授業の目的に応じて、従来のノートや教科書と組み合わせながら、子どもたちの学びを深めるために活用しています。


【1】個別学習での活用

<ドリル学習アプリの活用>

活用教科: 算数、国語、理科、社会、英語

子どもたち一人ひとりの習熟度に応じた問題が出題されるドリルアプリを活用しています。

具体的な使い方

  • 朝の学習時間や授業の隙間時間、家庭学習で取り組む
  • 教員は一人ひとりの進捗状況や苦手分野を把握し、個別指導に生かす

子どもたちにとってのメリット

  • 自分のペースで学習できる
  • 正解するとすぐにフィードバックがもらえる
  • 苦手な部分を繰り返し練習できる
  • ゲーム感覚で楽しく取り組める

<調べ学習での活用>

図書室の本だけでなく、インターネットを使って情報を集める学習を行っています。

活用教科: 社会、理科、総合的な学習の時間など

情報活用能力の育成

  • 信頼できる情報源を選ぶ力
  • 複数の情報を比較する力
  • 情報をまとめる力

これらの力は、これからの社会を生きる子どもたちに不可欠な力です。

【2】一斉指導での活用

<電子黒板との連携>

教室前方の大型テレビ(電子黒板)に、教員のタブレット画面や教材を映し出して授業を進めています。

具体的な使い方

算数の授業では…

  • 図形を動かしながら説明
  • 子どもの考えた解き方をみんなで共有
  • 間違えやすいポイントを視覚的に示す

理科の授業では…

  • 実験の手順を動画で確認
  • 観察した植物の成長を写真で記録・比較
  • 実験結果をグラフにして全体で共有

社会の授業では…

  • 地図を拡大して詳しく見る
  • 昔と今の写真を比較する
  • 資料を大きく映して読み取る

大切にしていること

<バランスのとれた活用>

ICTを使えば良いということではありません。本校では以下のバランスを大切にしています。

ノートに書く学習も大切に

  • 手で書くことで覚える
  • 自分の思考の過程を残す
  • 丁寧に書く習慣を身につける

友達との対話も大切に

  • 顔を見て話し合う
  • 相手の表情や反応を感じ取る
  • 協力して問題を解決する

本や資料に直接触れることも大切に

  • 図書室での読書
  • 実際に手に取って観察する
  • 五感を使った学習体験

タブレットは、これらの学習をより豊かにするための「道具の一つ」として活用しています。

本日はこの辺で。また機会を見てほかの活用場面についても紹介します。

3・4年生 参観日を実施しました

本日、3・4年生の参観日を実施しました。

3年生は算数の授業を、4年生は総合的な学習の時間で発表会を行いました。多くの皆様にご来校いただき、子どもたちは張り切って学習に取り組んでいました。

お忙しい中、ご参観いただきありがとうございました。