新学期の始まりに寄せて

春の陽光が校舎を明るく照らす中、新学期が幕を開けました。元気な挨拶と子どもたちの笑顔が学校中を彩ります。校歌が美しく響き渡る中、子どもたちの新学期への期待に満ちた表情が印象的です。

校長先生からの「最後までやりとげよう」「あきらめないでがんばろう」という言葉に、子どもたちは真剣なまなざしで頷いています。この言葉が、彼らの「なりたい自分の姿」への道しるべとなることでしょう。

さて、可愛らしい一年生を迎え、文京台小学校は、今年もまた新たな物語を紡ぎ始めます。一つ上の学年に進級した子どもたちが下の子たちを優しく導き、共に学び、共に成長する姿が目に浮かびます。この学び舎で育まれる絆が、きっと素晴らしい学校文化を創り上げていくことでしょう。

新たな一歩を導く先輩として

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

春のやわらかな日差しが差し込む体育館で、六年生たちが入学式の準備に励んでいます。椅子を一列に並べる手つきは慎重で、新一年生や保護者への思いやりがにじみます。

「ここは通路を広くした方がいいよ」と声を掛け合い、自分たちの経験を活かして細部まで気を配る姿に、最高学年としての成長を感じます。

学校の顔として最後の大役を果たそうとする誇らしげな表情が印象的でした。かつての小さな一年生が、今や学校を支える大きな存在へと変わっていることに、時の流れの確かさを感じる一日でした。

待ちわびる校舎

静まり返った廊下、笑い声のない教室。春の日差しが差し込む学校は、子どもたちの姿がなく、どこか物悲しい空気が漂っています。しかし、その静けさの中にも、確かな熱意が息づいています。

先生たちは新しい教材を準備し、教室を整え、一人ひとりの児童のために細やかな計画を立てています。先生たちの心には、まだ見ぬ子どもたちの笑顔が映し出されているのです。

静寂の中に秘められた準備の音、子どもたちを迎える日を心待ちにしながら、先生たちは今日も子どもたちのために準備をしています。空っぽの学校には、明日への期待が確かに満ちています。

令和6年度最終日

令和6年度の修了式・離任式が行われました。修了式では校長先生や代表の児童のみなさんから、今年度1年間の振り返りと新年度に向けてのお話がありました。また、離任式では9名の先生方とお別れしました。教室では今年度1年間のがんばりについて記された通知表が担任の先生から渡されました。

明日からは春休みです。融雪による事故や交通事故等に気をつけ、楽しく過ごしてください。また、今年度1年間の学習の振り返りもしておいてください。

第38回卒業証書授与式

本日、第38回卒業証書授与式が行われ、23名の卒業生が小学校を巣立ちました。最上級生としての1年間、学校のリーダーとして、いつも下級生のお手本になってくれた素敵な6年生でした。6年生のみなさん、ありがとうございます。そして、卒業おめでとうございます。