昨年11月、「江別市子どもが主役のまち宣言」が発表されました。
江別市では市内全ての学校で「子どもが主役の学校づくり」を行う小中一貫教育を実施しています。本校が属する第一・第三中学校区の6校は、「夢へのチャレンジ 仲間とともに 未来をひらく子ども」を共通するめざす子ども像として掲げ、各々の教育活動を推進しています。北光小学校も、一人ひとりの子どもが自らの将来・未来・夢に向けて明るい見通しをもつことができるよう、宣言にある「子どもの幸せを第一に、子どもにとって最も良いことを考える、子どもが主役」の学校でありたいと誓いを新たにしているところです。
本校がめざす子ども像は、「みんなで守ろう! 4つのめあて」として子どもたちと教職員で共有していますが、その中でも「思いやりが感じられる言葉遣いや行動ができる子」を私は第一に考えています。
令和7年度を始めるにあたって、一年を通して「自分のことは自分でする」「人の話をしっかりと聞く」ことの2点をがんばろう!と全児童にお願いしました。学年・年齢に応じたこの基本的姿勢で、自らを見つめ、他者を受け入れることを通し、各々の“思いやり“に対する考えを深めてほしいと願っているところです。
本校は、今年開校40周年を迎えます。
食と命の大切さを学ぶ農耕体験学習や保護者・地域が一体となる本校教育の伝統とプライドを守るとともに、子どもたちを見守り励まし続け、学習・生活面等あらゆる角度から支援・援助しながら、地域とともにある学校として全教職員で知恵を出し合い、創意あふれる教育活動を今年も展開してまいります。
そして「夢へのチャレンジ」~ 本校や地域で行われる様々な体験・経験を通して、ねばり強く挑戦を続け、自らの力で未来を切り拓き、夢を掴み取る。それぞれの未来に向けた力・素地づくりを、丁寧に行っていきます。
なお、教職員数が少ないため、私たちでは十分に目が行き届かない所もあります。保護者の皆様や江北地区にお住まいの方々のご理解とご協力をいただき、ともに「子育て」をする視点から、江北地区の宝である21名を全教職員で責任持ってお預かりします。保護者・地域の皆様。本校教育活動へのご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。また、皆様のお力添え・様々なご意見・ご助言をいただけると幸いです。
令和7年4月
江別市立北光小学校長 伊 藤 学