1年 はたらくクルマ体験学習

2年生~6年生が交通安全教室を実施している時間帯に、1年生ははたらくクルマについて体験する学習を行いました。1年生では国語で「じどうしゃくらべ」という学習をします。その導入として、石狩のジャストカーゴさんや、幸楽運輸さん、日野自動車さん等が冷凍車、ユニック付きトラック、大型トレーラー、トレーラーヘッド車を持ってきてくださり、乗車体験や操作体験をさせていただきました。普段は危険なので近寄っていけないといわれている特殊車両に、実際に乗ったり触ったりできるのは、子ども達にとってはめったにない体験です。

最初は、大型トレーラーの荷台には何本くらいの飲み物が入るかとか、冷凍車は何度まで冷やすことができるのかなどクイズ形式ではたらくクルマについて学びました。

そのあとはいよいよ体験学習の始まりです。スタンプラリー形式で、今回もってきてくださった、車両の写真が載ったカードをもらい、体験したらシールを付けてもらうという形で行いました。

冷凍車に入り寒さ体験をしアイスクリームの気持ちを考え、ガルウィングのついた大型トレーラーの荷台に閉じ込めてもらい暗い荷台に載せられたジュースの気持ちを知り、ユニックを操作してリアルUFOキャッチャーを体験しました。そして極めつけは、トレーラーヘッドに乗車し、高い運転席からまわりを見下ろしながら走る乗車体験とどれもがスペシャルな体験となりました。

様々な体験を繰り返し行い、スタンプカードがシールでいっぱいになる子もいました。たくさんの保護者や1年生の弟妹も参加し、楽しいひと時を過ごすことができました。子ども達にとっても貴重な体験となったかと思います。

みんなが生活するうえで、たくさんのはたらくクルマに乗った人たちがいろんなものを運んでくれ、みんなの暮らしを支えていることなどを知り、子ども達とって多くのことを学んだ時間となりました。コロナ禍で体験学習が中止になっていたここ数年でしたが、子ども達にとって必要な体験を工夫しながら、実施していきたいと思います。